サンクチュアリ7〜12巻
- 作者: 史村翔,池上遼一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1995/04/27
- メディア: コミック
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昨日に引き続き大人買い。
後半物語としてのドラマチックすぎる展開にはなるものの、久しぶりに神漫画と言える。
これ読んでるといかに自分に中身ないか、薄っぺらいか痛感させられる。
別に政治にも興味ないし日本がどうなろうか知ったこっちゃない・・・
んじゃダメなんだよって思い知らされる。
政治に関心がない若者が増えてるとか投票率が低いだとかそんな報道は選挙のたびに耳にすることだ。
現実にしてみりゃこんな漫画のようなヒーローが現れるわけない。
この漫画でも描かれているが所謂日本の保守的な面は早々変わるもんじゃない・・・
だからこそこの漫画はそういったことへのアンチテーゼも内包している。
しかし重要なのはそこじゃない!
結局人として「個」としてどうあるべきかなんだよな。
別に日本変えちゃろうとかそこまでは言わないにしても、腹に括った一本の槍みたいなのが自分にあるか?
貫き通す意志あるんか?
究極的には
生きているか?
ってことなんだよ。
とにかく考えさせられる漫画だった。
一度は読んで自分が生きてるか死んでるか確認したらいいと思う。
現状俺は死んでいるな・・・
何が欠けているのか。
何が必要なのか。
生きた人間を創る。
それが二人が出した結論だ。