崖の上のポニョ


宮崎駿監督、スタジオジブリ制作
2008年7月公開


観てきた!観てきた!
やっぱり駿さんですよ、ジブリは!
ゲド戦記が残念だった分ジブリの汚名回復は達成されている。
駿さん前作のハウルよりも良かったと思う。
いやしかし本当アニメーションの質が高い!そして色彩設計が鮮やか!
キャラクター達に笑顔が溢れているところも良い。
ポニョがとにかく可愛いし、宗介のポニョへの愛情も素敵。
でも個人的にはリサさんが最高です。
あれこそ母親!!
リサさんのドライビングテクニックはイニDなみじゃないかと笑ったw
他にも宗介の船のシステムは子供心くすぐるできだし。
ラーメンむちゃ美味そうだし。
あとは所ジョージの声優っぷりも良かったなー
所さんの声優聞いたのはトイ・ストーリーのバズ以来な気がする。
全体的に幸せいっぱいな映画で良かったー
ハッピーエンド狂にはおすすめ。
それにしても主題歌は本当に中毒的w


ぽーにょぽにょぽにょ魚の子ー



以下ネタばれ気味に書くよー(自己防衛でよろしく)


ストーリー的にはかなり強引に押し切っていた気がする。
ここは賛否両論分かれるところだと思う。
魔法の設定とかポニョの父と母との関係とか省かれすぎていると思うし。
特に父の方の描写は足り無すぎる気もした。
なぜ、海をデボン紀に戻そうとするのか?
ちなみにデボン紀は魚全盛期の時代らしい。
そこに戻そうとするのは前半の汚い海を描いたことによるエコへのテーゼか?
確かに魔法が発動した海はデボン紀の生物も現れ
海に沈んだ家は幻想的に美しく描かれていたし。
まぁそういう狙いも、まさに水面下では狙っていたのかな?
なんて思ったりもするが…
あと、宗介とポニョに課せられた試練も軽すぎなー
辿り着くのは結局親父の魔法だしね。
船の墓場的な描写や月が迫ってくる意味もよくわからない。
ばあちゃん達が健康になったのもわからない。
全て親父が生成していた液体とポニョの魔法による相乗効果で
海が浄化されたという感じか?
ポニョが人間になるための条件もがっつりごり押しだし!
ラストカットの演出もちょっと勿体無い気もした。


とまぁストーリー的には本当にごり押しって感じだった。
でもあれくらいの方が子供にはわかりやすいんだろうしなー
それこそ大人なら物語の行間を読めば(寧ろ読むべきなんだろうな)
それぞれ人によって解釈する点も様々出てくるんだろうからいいとする。
ただどこぞの掲示板で死亡説だとかのたまわっている奴は本当あほですね。
ジブリにそんな要素をあてはめて考えてみることがまず可哀想。
そして純然たる幸せなストーリーだと思って楽しめないことも可哀想。
個人的には評価できる良い映画です!!


愛してるってよー
BAKABAKABAKABAKABAKABAKA・・・


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