カーズ

カーズ [Blu-ray]

カーズ [Blu-ray]

2006年、ジョン・ラセター監督、PIXAR製作


実は1月5日に観ていた。
昨年ウォーリーを観て
そういえばピクサー作品でカーズはまだ観てないと思い借りてきた。
公開時は車に顔がくっついているのを見て
「おいおい、ピクサーついにやっちまったな・・・」
と食わず嫌いしていた。
まぁ要するにビジュアルだけ見て、ないなと思ったのですが・・・


なんと!見て衝撃的だった!
正直ウォーリーなんか比にならないほど面白かった。
分かりやすいテーマと言えばテーマなんだけど
所謂「もっと大事なものを見つけた」ってテーマなんだけど
それでも演出がとにかく上手い。
何より台詞回しがいい。
特にマックイーンがラジエーター・スプリングスを出て行くときに言った


「俺は道を直しただけだよ」


ってやつ。
キャラクターが車ってのがまた上手いこと効いてるが
人の道にも通じてるわけでさ。
実はマックイーン自身が一番その大切さをわかっているところ。
それをマックイーンにさらりと言わせて
そして自分の道が人に通じるところもあるというニュアンス。
いやー素晴らしい・・・


最後の勝負にこだわらない、勝つことよりも大切なことがある
みたいな演出が映画的にはラストの盛り上がりなんだろうが
個人的には、道を直すという行為が物凄く深くて良かった。




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