センター・オブ・ジ・アース


2008年、エリック・ブレヴィグ監督。


こちらは1月12日に観ていたやつ。
修士論文の研究テーマともちょこっと関係あったので劇場にて見てきた。
所謂デジタル3D立体シネマってやつである。
ワーナーマイカルシネマで見たため
立体の上映にはRealD方式を採用している、これ豆知識なw
特殊な眼鏡(偏光眼鏡)をかけてスクリーンを見ると飛び出すわけである。
で、この映画は初の本格的実写の3D立体シネマと言う事で注目されてるわけ。


なんか研究してる時みたいなことを喋りだした、いかんいかん。
というわけで中身について触れようか。
間違いなく、2Dで見たらつまらなかったと思う。
これは3Dだからこそ楽しめた内容になっている。
ロッコシーンでの主観視点なんかは
遊園地のアトラクションのような快感を得られる。
しかし全編そんな構成ではない。
寧ろ要所要所でそういった立体感を駆使した演出がされている。
じゃないとやはり3Dというのは眼に蓄積する疲労は大きい。
この映画は3Dならではの飛び出し感は非常に控えめに作られていた。
やはり2時間弱の尺を3Dで見せる為には
それなりの配慮が必要だろうし、この作品に関しては配慮されていたと思う。


ストーリー的には
ジューン・ベルヌの「地底探検」に出てくる世界が本当にあったという設定。
まぁ色々突っ込みどころはあるんだけど・・・
多分ストーリーを楽しむ映画じゃない。
3D特有の立体感をうまく使えるテーマに落とし込んだら
こうなってしまったという感じ。残念と言えば残念。


3D立体シネマ、特に実写3Dはまだまだ未開拓ジャンル。
3Dの面白さとストーリー構成が整合した映画製作がなされれば
これからの時代に新たな映画ジャンルとして確立し得る可能性は感じられた。


となんかまた最後論文に書いたような感じになってしまっただ・・・


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