20世紀少年-第2章-最後の希望


2008年公開、堤幸彦監督


それはそれは恐ろしいほどにつなぎ感たっぷりな映画。
最早キャラクターが動いているだけという形容がぴったり。
というか第1章も見所はキャスティングくらいしかなかったが。
その大きな感動が減ったぶん、第2章はつまらなく感じてしまった。
カンナ役の平愛梨は必死で演技してる感じで好感持てた。
とりあえず今回のキャスティングとしては
ユースケや徳光さんあたりで笑えた。
後輩は木南晴夏を絶賛していた。それ以外見るとこないというほどだった!
キャスティングで惜しむらくは漫画家が森山未来だったことかな・・・
あれはどう考えても筋肉質でした。


というくらいキャスティングしか見所のない映画だったなー
物語を楽しみたいなら原作読めばいいし。
寧ろ法皇を削ってたあたり随分劣化させてた気さえする。
原作ありきの映画ってのはやはり映画にすることで
輝く何かが付加されなければいけないと思っている。
忠実に再現するだけじゃやっぱ何か物足りないんだ。


さらにこの映画のみ限定して言えば
正直原作読んでない人には物語がどう展開してるのか
掴めないものになってると思う。
原作を読んでる人を前提にして作られてると思う。
だからこそより映画ならではの何か魅力を与えられないと
ヒットしないだろ・・・まぁ実際ヒットしてないみたいだし。


正直精一杯つなぎに徹した映画でした。
最終章で観客を驚かしてくれるような
独自展開を期待するばかりだが・・・まぁ期待できないだろうな・・・



ちなみに【第1章-始まりの終わり】のレビュー




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