バットマンビギンズ

バットマン ビギンズ [Blu-ray]

バットマン ビギンズ [Blu-ray]

クリストファー・ノーラン監督、2005年製作


スター・チャンネルであってたのを録画しといた。
ついでに次に書くダークナイトも今月初放映になるしと思って。
ダークナイトに関しては
劇場公開時にえらく話題になっていたので
ビギンズを観てから行くのだ!と思っていたら
いつの間にか公開終わってたからな!
というわけでケーブル放送の恩恵にあずかっとるわけです。


さてそれではレビュー
人の善意とか悪意とか、そういったものが渦巻く混沌とした街、ゴッサム
ウェインは裕福な家庭に生まれるが、幼い頃に親をある事件で失くす。
心に生まれる復讐心や、怖れといった感情。
それを克服していくこと。
街には、どうやっても拭う事の出来ない欲が巡り
法によって制御することもある程度限界がある。
そこに登場する闇を暗躍するバットマン
市民はバットマンの存在を都合よく捉えようとする。
一部の歪が大勢の狂気となっていく街を、バットマンがその力で修正していく。
観ていてヒーロー物というよりも
人間、そしてその人々の住む街というものの有り方に迫っていたように感じた。
この作品だけでもそれなりに楽しめるのだろうが
何と言ってもやはりダークナイトへの布石だったようにも思えた。




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