狼と香辛料1巻〜10巻

狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)


以前アニメ版を観ていて、ホロ可愛いなーと思いながら観てた記憶が。
マリみてを読んでからというもの
人生初のライトノベルブームが自分の中に到来しているわけだ。
今年は恐らくラノベブーム。
去年は漫画ブーム、一昨年アニメブーム、3年前は映画ブーム。
これは4年サイクルになるかも!
良作が溜まった頃一気に没頭するのが好きです。


ちょっと脱線したw
んで狼と香辛料10冊、1ヶ月で読破。
就職して1ヶ月間研修だったわけだが、そのオトモとなった。
基本的にはロレンスとホロのラブコメ
ホロのツンデレ具合がたまらない作品である。
一方で商業的な取引の話であったり、経済的な視点であったり
わりとビジネス的な思考で勉強になることも多かった。
信用取引あたりはなるほどそういう仕組みなのか!と思わせられたし。
またそういう行商という題材を描くからこそ
お金で買うことのできない大切なものが際立って描かれる。
島耕作を読んだ時も思ったが
こういう作品から社会の仕組みを学ぶ事って意外にあるよな。
そういう意味でも凄く面白かった。


個人的に好きだった話は10巻の話だな。
故郷を追われたものが故郷を作るということ。
それが危機を迎え、守ろうとする。
故郷をなくしたホロに対するロレンスの気遣い(故郷がある身としての)
狼が羊の為に一肌脱ぐとか。
なかなか良かったと思うんだ!
ホロとロレンスが最終的にどういう形で結ばれるのか。
それとも別れるのか。
この先の物語もまだまだ楽しみであり
また2009年夏に放送が決まっているアニメの2期も楽しみ。




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