ウルトラミラクルラブストーリー


横浜聡子監督、2009年6月


シネリーブル博多にて観てきた。
松山ケンイチ麻生久美子って、ただそれだけで観に行ったよ。
松ケンは相変わらず変なキャラクターがだだハマりだし
麻生久美子の保母姿なんかそれだけで画面が映える!
そういやエンドロールでARATAって出てて、
?って思ったんだけど
どうやらあの首なしがARATAだったらしくて思い出し笑い。


ストーリーは中盤まではわりと普通の物語だった。
主人公の陽人は先天的に脳が人よりも小さく、行動がトんでる。
そんな陽人は、青森の町にやってきた町子先生に一目惚れする。
ド直球で町子先生に迫っていく。
あー・・・こういうタイプの映画なんかな・・・と思ったところから
物語が一変した!!!
陽人が畑に埋まって「あるもの」を浴びてから、おかしな方向に。
正直後半はほとんどパワーだけで押し切った感じだった。
ストーリーなんかどうでも良くて
陽人のただ真っ直ぐな町子先生への思いだけで描ききったくらい。


ただあの衝撃のラストをどう解釈するかが難しいところ。
カナメの首がなくなったことを陽人が気にかけていたからなのか?
町子先生の心のどこかに引っかかっていた意識が
熊に放り投げ食われたことによって、乗り越えたという意味の笑顔なのか?


全編、津軽弁がきつくて最初、慣れるまで聞き取り辛かった。
キーワードは農家とか命とか生物とか進化とか両想いとか。


両想いになりたいだけなんだやー!!!




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